取得単位数
- 単位数:2
科目のねらい
Web サイト制作の実装以前の UX 手法を使った制作や考え方を学びアプリ制作に活かしていく。
- 観察することができる。
- 構造化して見える化することができる。
- 簡単なプロトタイプを制作し、検討、修正を繰り返すことができる。
- プロトタイプをもとに制作する。
教科書
なし
授業の概要
UX(User Experience)を考慮して Web サイトや UI を制作することが、海外や大手企業を中心に一般的になってきている。
HCD プロセスや PDCA サイクルなど、ユーザーやマーケットの動きをつかむ手法は、近年多岐にわたるが、比較的導入しやすいデザイン思考プロセスをもとに、インタビュー、ペルソナの設定、カスタマージャーニーマップなどを利用し、プロトタイピングツールとして Prott を利用して制作する。
また、Monaca を利用することで、アプリを実装するための、JavaScript などの知識を身に付ける。
Sass や git など最近の制作実行環境を構築する。
到達目標(専門知識・スキル)
- インタビューをする。
- インタビューからユーザーが求めている価値を抽出する。
- ペルソナを設定し、ユーザーのタッチポイントを考える。
- ペルソナとタッチポイントをもとに、カスタマージャーニーマップを制作
- カスタマージャーニーマップをもとに、コンセプト、ワイヤーフレームを制作する。
- ワイヤーフレーム(プロトタイプ)を検討して、修正し、UI として制作。
授業の運営方法
- 授業スライドや講義ページを利用して、概要と使用方法を講義
- ドキュメントを用意して、ワークショップ(アクティブラーニング)方式で授業。
- 学生同士で話し合い、検討しアプリを制作。
- グループまたは個人で Web アプリを制作(コンテスト対策)。
授業課題予定
- JavaScirp アプリ習作作品
- UX 手法ドキュメント
- Web アプリ
成績評価の観点
- 授業内でのドキュメント提出状況。
- ワークショップでの前向きに参加できているか。
- 最終制作物へ のプロセスの視覚化。
評価
- 授業態度
- 提出作品
- 提出期限
- 出席率
受講のルールにかかわる情報(資料配布・課題提出等のルール)
- 資料配布は講師が準備した URL
- 提出は学校の配布物用サーバーもしくは提出用クラウドに保存、印刷
- 利用するドキュメントは各授業にプリントして配布。
- 学生一人ひとりがファイリングして、続けて利用していく。