Webデザイン学科
授業資料

前期集中授業
Mac mini 環境設定

概要解説

Web 業界での就職活動では、自分のスキル・思考・制作実績を伝えるためのポートフォリオが必須である。
志望する職種に特化し、自分自身を説明する自分らしいポートフォリオ制作を目指します。

スケジュール

  • 春休みの宿題の確認
    • ブログ 1 記事以上
    • ポートフォリオの作成
  • 後期の準備
    • Mac mini の使用について
    • ロッカーの使用
    • 「グラフィックイラスト」作品返却
    • 環境準備(Homebrew のインストール)
    • Node.js のバージョン管理(nvm インストール)
    • Node.js インストール
  • ポートフォリオの現状報告
  • 前期第 1 回面談
  • 4 月 8 日(金)Web デザイン学科全体発表
  • 5 月中旬、ウェブ DeBLOG に公開

学習・生活計画表(計画)2022WS1_4 月

授業資料

後期の準備

Macmini へのインストールやターミナルを使って、コマンド入力していきます。
Windows の場合は、PowerShell を利用します。

Mac mini の設定

  1. アカウントとパスワードの設定
    • まずは、webdesignでログイン
    • Apple ID の登録と注意
    • 持ち出し禁止ですので「Mac を探す」に登録しないでください。
  2. IME インストール(Google 日本語)
  3. Adobe ソフトのインストール
  4. LETS、MORISAWA インストール

F81 教室   Wifi 振り分け

  • 出席番号 1〜5:webdesign001
  • 出席番号 6,7,11:webdesign003
  • 出席番号 8,9,12,13,17:webdesin004
  • 出席番号 15,18〜20:webdesign002

パスワードは学校共通です。

パッケージマネージャー

パッケージ管理システム、またはパッケージマネージャーとは、コンピュータのプログラムを一貫した方法でインストールやアンインストール、ライブラリなどの依存関係を解決する流れをツールによって管理を自動化するシステムである(Wikipedia)。
JavaScript のパッケージマネージャーや Windows 用のパッケージマネージャーなど、たくさんあるので環境や用途に合わせて利用する。

Mac 用のパッケージマネージャー「Homebrew」をインストールします。

定期的にコマンドのアップデートがありますので、ブログ記事からではなく、Homebrew の公式ページからコピペしましょう。

Node.js バージョン管理

授業では、安定版の Node.js をそのままインストールしておけば OK ですが、長期間メンテナンスを行うシステムなどは、古い Node.js を利用したり、新しい Node.js にアップデートしたり複数のバージョンを使い分けることがあります。
自分の PC にインストールするときもバージョン管理するツールを使うと便利です。
Windows でも nvm で大丈夫だと思いますが、最近はVolteが人気です。

現在、多く普及している nvm でバージョンを管理します。
%は、ターミナルに表示されています(管理者を意味する記号です)。

# 既にインストールされているか確認
% nvm -v
# インストールされていなければ、command not found: nvm と表示されます。
# nvmのインストール
% brew install nvm

nvm のパスが通っていなかったので、パスを通すため「.zshrc」に書き込みます。
※ .で始まるファイルは不可視ファイルです。 一行ずつコピペしてリターンキーを押していきます。

% cat - > ~/.zshrc
export NVM_DIR="$HOME/.nvm"
 [ -s "/usr/local/opt/nvm/nvm.sh" ] && . "/usr/local/opt/nvm/nvm.sh" # This loads nvm
 [ -s "/usr/local/opt/nvm/etc/bash_completion.d/nvm" ] && . "/usr/local/opt/nvm/etc/bash_completion.d/nvm" # This loads nvm bash_completion
# control + cキーで書き込み終了。

control + c ボタンを押すとパスが記述され、%に戻ります。
ターミナルを再起動して、

% nvm -v

で、0.39.1 と表示されれば OK です。

Node.js インストール

# 長期メンテナンス、安定版をインストール
% nvm install --lts --latest-npm
% nvm alias default 'lts/*'
# Node.jsのバージョンを確認
% node -v

Node.js のバージョン(16.14.2)が表示されれば OK です。

nvm バージョン管理

nvm を使って、別バージョンをインストールしてみます。

# インストール可能なnode.jsのバージョンをチェックする。
% nvm ls-remote
# ずらら〜と表示されます。
% nvm install v15.14.0
# nvm listでインストール済みのnode.jsのバージョンが表示されます。
% nvm use v15.14.0
% node -v
# 15.14.0と表示されます。
# 現在インストールされているnode.jsのバージョン確認
% nvm list

デフォルトには 16.14.2 が登録されていますので、ターミナルを起動し直すと元に戻ります。
ターミナルの言語は bash とか Shell と呼ばれます。
慣れなのですが、手っ取り早く慣れるためには AWS とか VPS などでサーバーを構築してみると理解しないと作業ができません。特にバックエンドエンジニアには、サーバーの理解も不可欠ですので挑戦してみてください。

2022-04-01
Hideo kawaguchi