概要解説
いよいよ 2022 年も半年を切りました。
この 7 月から 10 月までが、進路決定が一番多い時期になります。
夏休みの就職活動も見据えた計画を立てていきましょう。
就職活動スケジュール
トライデントコンピュータ専門学校の 2022 年度の夏休みは、8 月 6 日（土）〜9 月中旬となります。
2 年生に関しては、特に大きな課題もありませんので、集中的に就職活動を行える期間です。
その反面、お盆休み（1 週間程度）を挟むため、企業とのやり取りに工夫が必要です。
また目に見えて、新卒の求人数が減りますので、臆せず転職や経験者採用などにも応募していってください。
ポートフォリオの見直し
現在、面接到達度が平均（33.9%）以下の方は、履歴書・エントリーシート・ポートフォリオの見直しが必要な時期です。
特に、専門学校生の生命線である「技術力」「専門性」を伝えるための、ポートフォリオが通用しないということは、今後の就職活動に大きく影響していきます。
すでに、これまでの就職活動を通じて、書類選考を突破する学生のポートフォリオも、身近で見ることができています。
現在のポートフォリオの大幅なリニューアル、もしくは、作り直しに踏み切っても良いかもしれません。
過去、就職活動中にポートフォリオのリニューアルを手掛けた学生の結果を調べてみました。
- 2021 卒ポートフォリオリニューアル
- 4 名（リニュアール後、Web デザイナー 1 名、エンジニア 3 名内定）
- 2022 卒ポートフォリオリニューアル
- 0 名
- 2023 卒ポートフォリオリニュアル
- 3 名（リニューアル後、Web デザイナー 1 名、エンジニア 1 名、Web 担当者 1 名内定）
中盤期にリニューアルができるのは、スキルとかセンスとかではなく、意思がある人だと思います。
自ずと結果が出てくるのは、当然なのではないでしょうか。
ポートフォリオリニューアルと、就活のスケジュール
別途、伝えている通り、就職活動におけるエントリーからの内定通知期間の平均は、57.7 日です。
夏休みの期間が、8 月 6 日（土）〜9 月中旬とすると、日数は夏休み開始から約 40 日となります。
さらに、第 2 陣期とした 10 月中旬までは、夏休み開始から約 65 日です。
夏休みが始まってからでは、第 2 陣期の就職活動には間に合わなくなってしまいます。
始めるなら今。完成は、お盆前。
作業が早くなり、様々な技術を身に付けたとはいえ、それなりに期間がかかります。
今から始めて、お盆前の時期に完成、企業にエントリーできるのが理想的です。
一般企業でもお盆（8 月 15 日近辺）は、長期休暇となります。
それに合わせて仕事も「お盆前に、切りよく終わらせたい」というお盆進行が慣習となっています。
特に制作会社は、そのしわ寄せを受けやすいため、忙しい企業が多くあります。
納期に間に合わせる仕事ですので、採用に関しては後回しになり、お盆前はあまり就職活動が進まないこともあります。
- お盆前は、古いポートフォリオで 2 社を維持しつつ。
- お盆後は、新しいポートフォリオで、エントリー数を増やし 10 月までの内定を目指す。
という、戦略を組んでいきたいです。
ちなみに、この時期を逃すと、ポートフォリオを本格的にリニューアルできる時期は、年末もしくは、卒業展後となります。
第 3 陣（10 月後半〜2023 年 2 月）は、求人数が少なく、時間も限られてくるため、徐々に余裕のある戦略が組めない就職活動になってきます。
この夏休みを、最大限に活かす準備を今から整えてください。