取得単位数
- 単位数：2
科目のねらい
Web サイトのビジュアルデザインをする上で、Photoshop とともに利用されている Illustrator の操作方法とパスを利用した作品制作を行う。
ドロー系（ベクターデータ）のソフトの代表である Illstorator の特徴であるパスの扱いに慣れ、グリッドに沿ったデザイン制作を目指す。
今後、マルチデバイスに対応した画像フォーマットとしてベクターデータである svg 形式が利用されるシーンが増えており、ますます Web サイト制作で重要な役割を担っている。
Web デザインのトレンドとして幾何学や平面的なビジュアルで表現されるビジュアルが主流となってきている。
教科書
なし
授業の概要
- Adobe Illustrator の基本操作及び各メニューの使用方法を学ぶ。
- 各機能を利用する課題制作に取り組み、作品制作とソフトの基本操作を習得する。
- 自由にパスを扱うために必要なスキルであるベジェ曲線の扱いをマスターする。
到達目標（専門知識・スキル）
Illustrator を利用して、図やロゴマーク、イラストなどが制作できる。
- ツールパレット内の各ツールの使用方法
- レイヤーやパスなどの使用方法
- ビットマップ画像との違いを理解
- Illustrator を利用して Web サイト、UI パーツ制作が行える。
授業の運営方法
- 授業スライドや講義 Web ページを利用して、概要と使用方法を講義
- サンプルを参考に、各自 PC にて演習。
- 徐々に使用するツール増やして作品制作。
- ポカリスウェットのトレースを完成させる。
授業課題予定
- トレース（ペンツール習得作品）
- ポカリスェットトレース
- 名刺（ショップカード）
成績評価の観点
- Illustrator の操作方法（レイヤー、ベジェ曲線）
- ポカリスウェットのトレースを完成させる忍耐力と集中力
- Photoshop（ビットマップ）データとの利用シーンの違い把握し、適材適所で使い分けができる。
- 最終課題、名刺は総合的に評価
評価
- 授業態度
- 提出作品
- 出席率
受講のルールにかかわる情報（資料配布・課題提出等のルール）
- 資料配布は講師が準備した URL
- 提出は学校の配布物用サーバーもしくは提出用クラウドに保存、印刷